ライブバカラを楽しむためには、バカラのルールを知っておかなければいけません。
とはいっても、バカラというゲームは「プレイヤー」もしくは「バンカー」というどちらが勝つかと予想するだけのゲームです。
日本では馴染みのないゲームですが、トランプゲームだと「おいちょかぶ」が最も似てますね。
はっきり言って、ルールを覚えなくても「プレイヤー」か「バンカー」のどちらかに賭けるだけのシンプルなゲームなので、ゆるーい感じで覚えてもらえればOKです！
バカラの基本的なルール
バカラとはブラックジャックのように「あなたVSディーラー」という戦いではなく、単純にプレイヤーかバンカーのどちらが勝つか予想して賭けるだけです。
もしくは「タイ」と呼ばれる引き分けや、「ペア」と呼ばれる最初の2枚が同じ数字になると当たりになる賭け方もあります。
ディーラーはカードを配るだけの、ゲーム進行役で決められたルールに基づいてカードを配ります。
プレイヤー、バンカー、プレイヤー、バンカーという順番でプレイヤーから配られます。
最初は必ずプレイヤーとバンカーへ2枚ずつカードを配り、最大で3枚のカードが配られて、1ケタの数字が「9」に近いほうが勝ちとなります。
つまり、0が最弱の数字（絶対勝てない）
9が最強（絶対負けない）の数字です。
10、ジャック、クイーン、キングの4種類のカードは全て「10」とカウントします。
残りAから9までのカードはそのままの数字でカウントします。
以下はプレイヤーが勝ったときの例です。
上記の画像ではプレイヤーが5となり、バンカーは0なのでプレイヤーの勝ち。
プレイヤーに賭けてた人がベット額+配当を得ることができます。
最初の2枚で勝負が決まるケース
バカラでは最初に2枚、最大で3枚カードがプレイヤーとバンカーに配られますが、2枚で必ず勝負が決まるケースがあります。
それは最初の2枚でプレイヤーかバンカーどちらかが8か9になる、もしくは両方が8か9になる場合です。
最初の2枚で9になることを「ナチュラルナイン」と呼び、8になることを「ナチュラルエイト」と呼びます。
上の画像のように、8か9が出た時点でそのゲームは3枚を引くことなく終了します。
例えば最初の2枚がお互い9だった場合はタイになりますし、プレイヤーが8でもバンカーが9ならバンカーの勝ちです。
珍しいケースではありますが、プレイヤーとバンカー共に6か7だった場合も、3枚目を配ることなくその時点の数字で勝負が決まります。
3枚目を配るケース
バカラはプレイヤーとバンカーと最大で3枚カードを配るゲームなので、ナチュラルが完成してない限り3枚目が配られるケースが存在します。
ぶっちゃけ3枚目が配られるケースについては、知っていても知らなくても楽しめますがより深くルールをしっておきたい！という方は参考にしてください。
まずプレイヤーの場合は簡単で、最初の2枚が「6.7.8.9」以外は全て3枚目があります（バンカーがナチュラルだった場合は別）
問題はバンカーが3枚目を引くルールです。
最初の2枚が「7.8.9」だった場合は3枚目はありませんが、0～6だった場合はプレイヤーの行動後に3枚目を引くか引かないか決定します。
ちょっとややこしいので、以下の表をご覧ください。
○=3枚目を引く
×=3枚目を引かない
例えばバンカーの2枚の合計が3だった場合。
プレイヤーが3枚目を引いて数字が4だったら、バンカーも3枚目を引きます。
プレイヤーが3枚目を引いて数字が8だったら、バンカーの3枚目はありません。
上記の表のようにディーラーは決められたルールに沿って、ゲームを進行していきます。
バカラの配当
バカラのゲームで勝ったときの配当は
プレイヤー：配当が1倍となり合計でベット額の2倍が戻る
バンカー：配当が0.95倍となり合計でベット額の1.95倍が戻る
タイ（引き分け）：配当が8倍となり合計でベット額の9倍が戻る
上記のようになっており、バンカーに賭けて当たっても手数料として配当の5%取られるからです。
手数料5%というのがカジノ側の利益となるわけですね。
ただし、ノーコミッションというテーブルがあり、そのテーブルではバンカーに賭けて当たってもプレイヤーに賭けて当たったときと同じ配当が貰えます（配当1倍でベット額2倍で戻る）
しかし、ノーコミッションテーブルでは、バンカーが「6」で勝ったときにバンカーに賭けていると配当は0.5倍となり合計でベット額1.5倍しか戻ってきません。
プレイヤーかバンカーに賭けたときに、もしタイ（引き分け）だった場合はベット額が戻ってきます。
タイに賭けたら引き分けにならない限り全て負けとなり、ベット額は没収されます。
タイは8倍の配当があるから勝ちやすいと思う方もいますが、計算上負ける可能性が高いのでオススメしません。
サイドベットの配当
サイドベットと呼ばれる「ペア」「パーフェクトペア」と呼ばれる場所に賭けることもできます。
配当は11倍でベット額の12倍になり戻ってきます。
サイドベットは、プレイヤーかバンカーに賭けるよりもカジノ側の利益が高くなるので、タイと同様にオススメはしません。
バカラのルールまとめ
ではバカラのルールをおさらいしましょう！
プレイヤーかバンカーが勝つか予想して賭けるだけ（タイやサイドベットもあり）
下一桁の数字が9に近いほうが勝ち
最初の2枚でどちらかか、もしくはお互い8か9だったらその時点で勝負が決まる
3枚目も配られるルールがある（ここは覚えなくても楽しめます）
ベットしたら賭けたほうが勝つのを祈るだけ
ディーラーは決められたルールで配るのでイカサマできない
こんなものでしょうか？
バカラをプレイするにあたっては、そこまで難しいゲームではないので、ぶっちゃけルールをほとんど知ってなくても勝てることがあります。
もちろん3枚目が配られるルールまで知っておくとより楽しめますが、長い期間バカラをプレイしてる僕も全てを把握してるわけではありません（汗）
賭けなくてもテーブルに参加してゲームの流れを観察することができますので、まずどういった流れで進行してるのか見てから実際にお金を賭けて参加してみてください。
